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2011年7月6日水曜日

ロデオ

 独立記念日を祝うロデオを見に行こう、と指導教授の家族に山奥の小さな町に連れて行かれました。ロデオというのはROUND1のようなゲーセンで、あるいはダイエット器具を用いて「行う」ものだと思っていたので、観戦とはいかにと思いながら到着すると、思った以上に大きなイベントでした。
 何せ、市街地から1時間ほどの、日本なら「村」レベルの集落に、数千人が集まっているのです。
 普通だったらフットボールか野球のスタジアムがあるべきところに「ロデオ専用」の競技場がどっしりと構えているではないですか。
 内容としては、
    暴れ馬や牛に8秒乗る。落ちないだけでなく、その間の「かっこよさ」が点数化される。なお、動物を暴れさせるために、選手は両足のかかとにとがった物をつけているそうです。
② 逃げる子牛を馬で追いかけ、投げ縄でつかまえたあとに飛び乗って倒し、足をロープで縛る。10秒以内には終わる。
③  同様に子牛を馬で追いかけ、飛び掛って素手で制圧する。5秒が目安
 こんな感じのが色々続きます。
 観客がアメリカ人であることを差し引いても、最初は異様な盛り上がりが奇妙に思えます。しかしすぐに観るポイントが分かってきます。
 ちなみに、落馬したり投げ縄に失敗したりすると、スタート1秒後でも、あっという間に今年は終了、また来年です。
 こういう(試合時間/練習時間)比が極端に小さそうなスポーツは、儚ない感じがして趣がありますね。
 学生時代にやっていた、武道系の競技がそうでした。まじで瞬殺されます。



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