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2011年10月30日日曜日

マーガリン

日本でまだマーガリンが売られているのにびっくり。

トランス脂肪酸含有の件で、アメリカではもうありませんでした。

2011年10月29日土曜日

謝罪

それにしても、なぜ日本のサービス業の人は、「すみません」「申し訳ございません」を連発するんでしょう。

1) アメリカのその手の方々が、なんというか日本に比べフランクだった
2) 英語では「悪くもないのに謝らない」のが基本

たったこれだけの条件下で2年過ごしただけなのに、帰国後は買い物のたびにすごい違和感です。

悪くもないのに一歩引いて謝っておくのは、よく言われるように日本人が奥ゆかしいからでしょうか?
それとも、サービスの場で用いられるこれらの言葉たちは「文言は同じだけど、実は謝罪ではない”サービス用語”に過ぎない」のでしょうか?

ただ一つ言えそうなことは、

「それをされないと不愉快になるような客(そしてそれも日本人)がいるからやっている」

ということでしょう。

2011年10月28日金曜日

ロスタイム

生まれた岩手県で18年過ごし、母校のあるこの県で15年ほど過ごしているため、まあ第二(事実上の第一)の故郷に帰ってきたと言えます。

この地域はいろいろあって、大きめの賃貸アパートやマンションが払底しており、まずは一時的にマ○スリーレ○パレスに入居となりました。

まさかのWimaxが繋がらないところだったため、仕方なく有線のネットを契約し、やっと文字をキーボードで打てるようになり、安心しました。

こちらでの仕事は週明けからですが、今もアメリカでやっていた仕事の続き・・・論文書きやら、教科書に載せる図表の作成やら・・・をやっています。

問題は臨床業務が始まってからも、このようなことをする気力が残っているかどうかです。

2011年10月25日火曜日

あいさつ

駅ビルの本屋で、「はらぺこアオムシ」の絵本を手に取ったところ、横にあったスタバの席からおじさんが歩いてきて、「俺もこの本が好きなんだ!」

彼はイギリス人なそうです。この絵本はアメリカでも人気でした。

二日ぶりに英語をしゃべりました。

ともあれ、こういう風に突然知らない人が何の目的もなく話しかけてくるのなんかが、すでに少し懐かしいです。

日本

トイレに座り、ウォシュレットというものがこの世にあることを思い出しました。

何でこんなに蒸し暑いのに、みなさん「10月の格好」なんでしょう。

そして皆さん、黒、灰色、茶色の服装。新宿の雑踏で原色を着ているのは私と、もう一人。米語しゃべってたので多分アメリカ人。


日本です。

2011年10月20日木曜日

麻酔科専門医試験必勝?法~後日譚~

一連の専門医対策の文章(7,8月のアーカイブにあり)を書くきっかけになった後輩から、合格したとの知らせがあり、うれしく思います。

にしても、ある筋からの情報によると、難易度が上がったそうですね。

あくまで個人的にはですが、受験資格がそれほど厳しくない以上、学会が専門医の知識レベルを上げたければ、難易度や合格率のハードルで操作するのも仕方ない気がします。

・・・こうなってくると、そのうち後輩から「あの先生は指導医とかいってるけど、昔はラクだったんだからさ~」とかいわれそうな。うーん。

学会

シカゴで行われた学会で、計3つ発表しました。
最初の二つは原稿をそこそこ暗誦して行ったし、質問も想定内だったので、ことなきを得ました。

しかし、最後の一つは準備の時間もなく、素の英語でプレゼンテーションすることに。
(いいわけ:学会にいってもホテルで論文の修正とかしてたんです!)

悪いことに、今日に限って日本から出席した後輩が見ています。

ま、結果グダグダだったわけですが。

米国在住者の最後のプライドとでもいいますか、聴衆の方を向いて(つまり原稿やポスターをみずに)やるのにこだわり過ぎたかもしれません。

終了後、その後輩(英語堪能)に「流ちょう性より内容」と、励ましてもらいましたとさ。

2011年10月13日木曜日

ついに

私の街では、スクラブ(手術着)で路面電車内やスーパーをうろうろしている病院職員をよくみつけます。

しかしたった今、今度は空港で見つけてしまいました。
その格好でシカゴまで行く気か・・・。

2011年10月7日金曜日

どんぶり

日本の居酒屋やコンビニで、1円玉なんかが入った籠がレジの脇にあって、「細かいのがないときご利用ください」みたくなっていますね。

当方にももちろんあります。しかし、私が毎日利用する大学のカフェではほんの少し違います。

レジのおじさんが、自己判断でおつりを切り上げするのです。

レジの画面上では、23セントのおつりになるはずなのですが、何も言わずに25セント硬貨を渡してくると思ってください。

…レジ内での計算は、合わせておかなければいけないのでは?とたまに思うのですが。

英語でアドリブ

絶対効きません。

昨日もカンファでプレゼンテーションを行ったのですが、事前に練習してない「それ以外のこと」はまともに喋れません。考えてみれば、日本語でもそうなんだから、英語でも当たり前です。

「得意科目は?」
「昨日勉強したことです」

学生時代からこんな勉強を繰り返して今に至るわけですが、もう自分のスペックがそういうものなのだ、ということを受け入れつつあります。

2011年10月4日火曜日

今日からアメリカ人

ひとつ
カフェテリアで会計をする前に食べ始める。

ひとつ
一人で携帯電話を見ていて、突然大爆笑。
→偶然後ろにいただけの人にもそれを見せる
→ハイタッチ

2011年10月3日月曜日

日本が潰れる方法

日本で働いていたころは、不況など問題はあるが将来的に日本は良くなっていくんだろう、と漠然と思っていました。
でも、最近は日本が近いうちに滅びそうな気がします。
最初は失政や震災、災害のせいだと思っていましたが、実は違う理由によるものだと気づきました。

留学中だからです。

別に、外の世界にいるからこそ客観的に日本のことが分かる…などと述べる気はありません。

単に、日本の病院で働いていたときより、(ネットの)ニュースを目にしている時間の絶対量が多いからです。研究中の立場ですと、いつも目の前にパソコンがあるわけですが、一息つくときどんな画面に切り替えるかというと、まあ無難なところでニュースですね。
そしてそのニュース内容がネガティブなものばかりだからです。

つまり、ただの刷り込み効果です。

たぶん日本中の職場でも似たことがおきてるんだろうな、と想像します。15年前、職場で一日中読み終わった新聞を読み返している人は、それほどいなかったでしょう(ま、いたかもしれませんが)。しかし、ネットのニュースは常時更新されるわけで、休憩のたびごとに(全部は更新されていない)そのほとんどが悪いニュースであるヘッドラインを見るわけです。

繰り返し似たような情報を与え続けることは、洗脳の基本です。国にしろ何にしろ、所属する集団の将来が疑わしくなれば、通常そこにいる人の士気は低下します。最終的に、それでも支えようとする人と、逃げようあるいは便乗していい加減なことをしようとする人の割合は、いわゆるニッパチの法則より、たぶん20%対80%ぐらいになるでしょう。

もちろん、マイナス面を言い立てて渋い顔をしているのがインテリっぽく思われるお国柄ですし、視聴者が潜在的に誰かの悪口を求めているのかも知れませんので、仕方ない面もあるでしょう。

しかし、メディアがその客に対して何らかの責任を感じているならば、上記の理由より、いいニュースを探してその比を多少上げる努力をしてもよいでしょう。
きっと、観ている人を本当に元気付けるニュースを見つけるのは、悪いニュースをみつけてあげつらう以上に労力を必要とするのでしょうね。
少なくとも私は、「幼稚園児が芋ほりしました」みたいなニュースでは元気になれません。

もちろん、そのメディアが日本を滅ぼしたいのであれば、とても効果がでているかもしれません。

私も資産の基軸通貨を変更し、投資先も見直し、語学力に磨きをかけ、来るべき時に備えます…その資産と投資先、あと語学力がもしあれば、の話ですが。


追加
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2416395/3115833
ルーマニアでは明るい:暗いニュース比を1:1にしようとした法案(!)が否決されたそうです。私の考えは東欧っぽかったのですね。

ともあれ、報道の自由は大事ですが、報道に影響されない自由については、自己責任のようです。

2011年10月2日日曜日

自信喪失

ガソリンスタンドのレジで、"thirty-five dollars"と何度も言っているのに、おばちゃんに"Seventy-five??"と何度も聞き返されてしまいました。

米国に来たばかりの頃、30ドルと言ったのに13ドル分チャージされた(レジの向こうで笑っていたのでわざとでしょう)以来の衝撃です。

私は自分の車を指さして言っているわけで、「あの普通車に75ドル分のレギュラーガソリンが入るか!」と思いながら、右手を三本、左手で五本の指を立てながら、35、35と繰り返しているのがなんか惨めでした。何せ私の歳です。

それにしても、私の発音はそんなに悪いのでしょうか・・・。