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2011年8月1日月曜日

舶来オサレショップ

当地では敷居の高くない店が日本にオープンすると、なぜかちょっとかっこいいとこ扱いになっていたりします。

小さな例を挙げますと、以前一時帰国した時、東京であるサンドイッチのチェーン店をみつけました。
驚いたことに、一等地と呼べるところに店が構えられ、しかも行列ができています。

私が日本にいたころ住んでいた街にはこのチェーン店がなく、アメリカで見たのが初めてでした。つまりそちらが第一印象になっています。
当地では、スタバの次ぐらいにどこにでもあるのですが、通りから死角になっている場所にあったり、薄暗いガソリンスタンドなんかに併設されていたりして、「何よりも量を食べたい」人が利用する店、という印象です。
時に殺伐とした雰囲気をかもしだしており、日本で言えば、「いつ店内で殴り合いが始まってもおかしくない」牛丼屋みたいなものです。

そういうお店が、かなりこじゃれた形で海外進出しているような、逆の状況を想像していただければ、滑稽さが伝わるかもしれません。

他にも、
何かとセルフな北欧系の家具屋・・・安くはないけど家具専門店で買うよりはお手頃か
”コス・・・”:業務用サイズ専門スーパー。田舎に住む人が、月に一回買い出しに来るレジ付き倉庫
”フクロウが目印のおねえちゃん系居酒屋”:行った話をするとそれだけで笑われる

だいたいこんな位置づけですので、「ついに日本上陸!」みたいな報道を見たアメリカ人は面白がっているかもしれませんね。

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