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2014年9月18日木曜日

最近実習の学生さんからよく聞く話:「最近は○島(当地)ラブの人が多くて、奨学金もらってる人も含めて、卒後もずっと福島に残るって言っているひとも結構います。夏休みの病院見学も、のきなみ県内で」

え? …う、うん、いいんだ、それで。私たちにとってはマンパワーが増えて都合がいいんだ。多分県民も助かるよ。皆さんがそれでいいなら、みんなハッピーです。

ちょうど私ぐらいの学年の人間は、ローテートなどない卒後直入局が常識の最後の世代です。
同世代をみても、奨学金などなくても母校だから○島に残って、もともと医師不足で「聖地」とか言われているうちにさらなる事案が重なって、(マイナス要件の少ないところだったら、もっと力をつけられるかもしれないのに、という思いをマグマのようにためながら)置かれた状況のなかで一様にもがきながら今に至っているように見えます。
ちょっとそれを踏まえて。

その、若者として、迷ったうえでなんだよね?

残留を(本心からですよ)勧めておきながらこういう風にも思うものです。
もちろん、外で武者修行をして、惜しまれるような人材になってから戻ってきて、その上で長くいついてもらうのはさらに大歓迎です。

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