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2012年12月28日金曜日

Kindle購入

電子ブックビューアーを購入しました。
本は「紙に命が宿っているもの」だから、電子媒体のはいまいちだ!
という変なポリシーが一瞬にしてすっとびました。

そしてこのデバイスは、自分で書いた本を「個人の出版社」としてAmazonで売ることができる、という機能があります。

HDDに大量にある、小説やエッセイ(学位論文作成や、海外留学のために創作活動が止まっていた)に、行き場所を与え命を吹き込むことができるかもしれない!


とくに「個人の出版社」のところに惹かれます。
以前小説を書いた時には、
「もっとイッパンジンが好きそうな中身(医療モノのドラマで描かれるような下世話な)に変えられないか」という出版社側の要望をはねつけ、なんとか内容のバランスをとりました。
(それでも、ちょっとアレな帯の文章や、なんやかんやが加わってしまいました)

ある医療小説の医学監修をやった時にも、いろいろ納得のいかない形のまま世の中に出て行ってしまって、うーんという気持ちになりました。

もちろん、本というのは、色々な立場の人の手が入って、やっと人前に完成品として出せるようになるものであることは重々承知です。

それでも、作家が「これだけは譲れない」というものが尊重されたまま出版に至ることができるというのは、魅力です。

きっと玉石混合になるでしょうが、「売るためフィルター」を通さない、何と言うか生々しい作品群がAmazonで売られているというのは、とても興味深いです。

ってことは、そういう人のために「校正、編集、助言」をしてくれる業者なんかもでてきそうですね。

3 件のコメント:

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  2. 桝井さま、
    当方、東京都内で麻酔科をしております。
    院内特殊部隊麻酔科を楽しく拝見し、続編を期待しておるところです。
    専門をことにする友人や、ローテータ、他業の方には、桝井先生の
    「院内特殊部隊麻酔科」を読んでもらっています。
    今後ともご自愛の上、ご活躍ください。
    大西拝

    返信削除
    返信
    1. 大西様
      3年越しにコメントを拝見してしまいました。
      ご紹介ありがとうございます! まだまだ知られていなかったり、ステレオタイプに見られがちな麻酔科ですが、よい認識が広まるといいなと思っております。

      Masui Kakeru

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