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2012年2月11日土曜日

抄読会(笑)

医療の業界用語だと思うのですが、これは「勉強になる英語文献を、みんなで集まって読む」ことです。通常は、担当者が訳してパワポでまとめたようなのを上映する・・・ような形式だと思います。

職場では毎朝交代で、始業前の5分間でやっているのですが、これがまた朝から葬式みたい。

で、帰国後、さらにその5分前から、私が”勝手に”5分間喋ることにしました。テーマは専門の麻酔科学領域は完全に無視して、世界中のおばか・・・だったり見ようによっては面白い、ような研究についてです。

EBM全盛のこの時代、他人の論文は批判的に読む・・・のが主流ですが、それ以前に、出版物というのはもっと楽しんでもよいのではないか?と思うのです。
そして、査読をうけ出版されているということは、それなりにちゃんとした研究スタイルをとっているということです。
スタイルが正しいということは、ルールにのっとっているということです。これは、こちらの楽しむスタンスを定める大事なことです。これがないと、ただの雑談になります。

ともあれ、聴衆がいようがいまいが喋る。間違って早くきてしまった学生の唖然とする視線。

1カ月ほぼ毎日続けてみて、毎日やるのはしんどいし得るものもゼロなので、ペースを落として開催中。どうも期待も歓迎されている気もしないのですが。

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