No.5
□酸素解離曲線は、酸素供給低下すると左方右方移動する。(p358)
□加温しない輸血により急速に体温が上昇低下する(p361)
□低体温では、凝固障害や、シバリングによる酸素消費量の低下増加が起こる(p361)
□輸血の際には、ABO型判定、Rho(D)抗原確認、不規則抗体スクリーニング、ならびに交叉適合試験を行なう(p88)
No.
7
□特定の責任者は決めず話し合いで対応する。統括責任者(コマンダー)を決定し非常事態宣言する(p389)
□出血時はまず晶質液・人工膠質液を、大量出血(2035ml/kg)ではアルブミン製剤を投与する(p389)
□赤血球濃厚液(RCC):超緊急時でも交叉適合試験を省略不可能。ABO同型血を投与する.(p389)
No. 9
□不規則抗体陽性でも、交叉適合試験をせずにABO型適合を優先して投与可能(p389)
□Rh-患者。ABO同型がなければ、適合異型のRh-を輸血してもかまわない(p90)
□若い女性:Rh-患者にRh+を入れた場合、その後もRh+を使用し続けるできるだけ速くRh-に切り替える(p90)
No. 10 (3)
No. 11
□新鮮凍結血漿(FFP), 濃厚血小板濃(PC):原則外科的に出血制御可能になるまでは入れない(p389)
□FFPやPCにおいて、
OAB型はいかなる血液型患者にも使用可能(p389)
□FFPやPCにおいて、
ABO型製剤はABO型患者のみに使用可能(p389)
No.12
□大量輸血でアシドーシス、高低Ca、高K、低体温をきたす(p389)
□加温法には乾熱式、水槽式、二重チューブ式がある。加温効率が最もよいのは水槽式二重チューブ式(p361)
□日頃から医師同士・他部門などとコミュニケーションをとり、信頼関係を確立する(p389)
No. 13
□代用血漿剤は循環血液量を増やさないす(P87)
□アルブミン製剤はブタヒト血液から抽出精製したものであり、感染の可能性がある(p87)
□ヒドロキシエチルデンプン(HES)製剤:ブタ植物由来である。出血傾向や腎機能障害の可能性がある。出血量を超えなければ投与量制限はない投与量制限がある(p87)
No. 14
□GVHD:輸血した血液の白血球が保存中にバッグ内受血者の体内で増殖して、受血者の臓器を異物として認識し攻撃(p86)
□麻酔中人為的に血圧を下げて出血を抑制する方法がある(p88)
□貯血式自己血:赤血球とPLT凝固因子は保存されるが、凝固因子血小板は低温で失われるため投与しても増加しない(p87)
□貯血式自己血: 返血は使用期限が近いものからにする(p87)
□回収式自己血:感染物や腫瘍細胞が含まれる場合でも積極的に使用する使用は控える(p88)
No. 15
□RCC1単位輸血でHbは約(2040/体重kg)g/dL増加(p88)
→40kgの患者:1uでHb 1g/dL増加
□MSBOS(その術式における過去の平均輸血量から事前準備する輸血製剤量を決定する方法)でも無駄が指摘されている(p89)
□SBOEは、平均出血量と許容出血量から輸血製剤準備量を決める(p89)
□T&S: ABO型、Rho(D)抗原判定、不規則抗体検査はするが、クロスマッチを事前に行なうわない。輸血必要時はオモテ試験or主試験のみ行なう(p89)
No. 16
□FFP投与の基準となる検査項目は、PT, APTT, 出血時間Fibである (p90)
□濃厚血小板液投与基準は105万/µL未満である(p90)
□赤十字センターからの輸血製剤は白血球除去が行なわれている(p91)
No. 17
□血小板:採血後4日間は使用可能。保存は420-24度で水平振とうさせる(p89)
□Rh-の若い女性の場合、妊娠時のRh抗体による溶血反応予防のために、Rh+マイナスの血小板輸血を推奨(p362)
□血小板輸血不応性とは複数回輸血による同種抗体(HLA抗体)発現すること(p362)。ABO、HLA型一致の製剤が望ましい
No. 18
□カプノメトリにより、呼気中の二酸化炭素の濃度・分圧を測定する(p280)
□PETCO2は、呼気中盤終末の二酸化炭素分圧を反映する。正常値は25-35 35-45mmHg(p280)
□PETCO2は、過換気、低体温、心拍出量増加低下、肺血流低下で低下する(p281)
□PETCO2は、PaCO2よりも2-5mmHg低い。換気に関わっていない解剖学的死腔のガスが混合して薄まるため(p281)
□カプノグラムは4相からなり、23相終了時の値がETCO2(p281)
No. 27
(1)(2)
No. 29
(1)(2)(5)