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2011年7月30日土曜日

知名度up

今日会ったアメリカ人が、日本国総理大臣の名字のあたまに"BA"をつけて呼んでいました。

これまでアメリカ人と話していて、彼らに認識されているといえる総理大臣は小泉純一郎氏だけだったので、別の名前がでてきたことに多少驚きました。


2011年7月28日木曜日

減ったもの

コンビニの滞在時間

私の住む地域のコンビニというのは、ほぼすべてガソリンスタンドと併設されています。
そしてすべからく新鮮な食べ物など置かず、乾き物専門です。
20年ぐらい昔の、酒屋さんがなんちゃってコンビニに鞍替えして、あまりうまくいっていないような店・・・を想像してください。
そして煌々と輝く日本のそれとは対照的に、かなり節電モードで、むしろ薄暗いです。
東北の田舎町に奇跡的に残存している、個人経営なのに儲ける気すらなさそうなVHSレンタルビデオ屋を想像してください。

さらに、地域のニュースを見る限り、当地のコンビニは、日本のすき屋どころでなく犯罪のメッカです。レジカウンターが透明な強化プラスチックで囲まれ、お金や商品の受け渡しもカギの字になった経路(非常に表現しにくいですが)を介して、という店もあります。

少なくとも市街地にあるオーガニック専門のスーパーと比べると、客層が天地なのがシロウト目にも分かります。

というわけで、給油の会計以外では近づかない場所、よしんば入店したとしても一目算に立ち去る場所です。

日本にいたころは、どんなに遅くなっても仕事帰り必ず寄って、雑誌の数冊も買って帰っていたものです。

あれは別にしなくてもよかったことだったのかも、と思い始めました。

2011年7月27日水曜日

外をみるひと

みんな外が好きです。カフェやレストランでも、よっぽどな天気でない限り迷わず外のテーブルを選ぶようです。

ひとたび住宅地を歩くと、

1) 自分ちの庭でいつも道路側を向いて立っているおっさん
2) 自分ちの前にソファーを出して、家族で道路側を向いて座っている人たち
3) アパートの前のバス停のベンチを、昼夜構わず占拠して歓談しているグループ(そのアパートの住人)

とにかく人の気配があります。

最初のうちは、前を通るときに強烈な視線を感じて参りました。

しかし、自分が小さい頃、どこの家でも縁側でお年寄りが新聞読んだり、(今思えば)酒飲んだりしていたものです。

アレと同じだよな、と思うと気にならなくなりました。

麻酔科専門医試験攻略法3

(続き)
では、今度はじっくりやりましょう。前のステップで残した選択肢の用語を調べ、教科書を読み、そのトピックについてまとめる…をやってしまうと、試験当日になってしまいますね。

今度は、問題のtesting pointを見抜く練習をしましょう。
前回、正解を導くための単発知識を、三段論法程度の思考経路に加工しました。
今度は他の選択肢が違う理由を考えることに視点を置くのですが
1)正解の思考経路、またはベースの知識が間違っているとその答えになるのか
2)正解の選択肢の周辺事項であるか。だとすれば「こうすれば正しい」という思考経路を、正解の思考経路から矢印を伸ばして作ります。こうすると覚えやすく芋づる式に知識が増えますね。
3)まったく1)2)と関係ない情報であれば、基本的な教科書に書いてある単発知識であるかどうか確認します。もしそうでなければ「ただのかませ犬」というか「問題を難しく見せるためだけに混ざっている選択肢」の可能性もあります。これに足を取られると絶望します。

こんな感じで、情報の優先順を見抜いていきます。試験問題を作る人の気持ちになってみれば、「まず専門医として知っていてほしい情報」と「これは間違っていてほしくない情報」を正解やひっかけ選択肢にしますね。で、残りをうめるために、「正解を導くための基礎知識で、ある一部を勘違いすればそれになるだろう答え」や「やや難しい、あるいは些細なことだけど過去問でもでてる情報」なんかで水増しするわけです。

前回同様、やりっぱなしにせずに、短時間で繰り返します。これは最初はただの暗記でも、じきに思考回路をテストの様式に合わせて「そういう発想ができるようになる」ための作業になります。手持ちの単発知識から答えをひねり出す技術といえます。

これを数年分やれば、相当目が肥えます。時間があれば「知的アプローチ」を流し読みするだけで、まだ覚えていない、テストにでそうな重要な事項が浮かび上がって見えることでしょう。

その他Tips
.XY軸のあるグラフでものを考えられるようにしてください。曲線が何かの条件で「移動する」ような頭の使い方に慣れましょう。一番簡単なテキストから図を拾い出して簡略化し、白紙に自分で描けるようにしましょう。各軸が何を示すかを忘れずに。
.単発知識は語呂合わせでもなんでも、覚えてさえいればいいのです。
.なぜか理解できない、覚えられない言葉があります。小学生になったつもりで100回発音してみましょう。


さて、長々続いた試験対策も終わりです。

お気づきと思いますが、「勉強せずにラクに通す」ためのテクではありません。あくまで「学習の順番を違えた結果、勉強の途中で絶望してやめてしまわない」ための方法です。
どうも実例のない一般論ばかりになってしまいましたが、これは間違ってこれを読んでいる医療従事者でない方からの誤解を避けるためです。ついでに、私は試験の出題委員でも何でもありません。

また、医者になるような人たちですから、すでに自分の学習法が確立している方も多く、「何をいまさら」と思われる内容かもしれません。たまに存在する「目で写真を取れて忘れない」タイプの先生方からすれば「書いてるやつ、馬鹿なの?」って感じかもしれませんね。

問題集の内容に圧倒されてちょっと我を失い、勉強方が見えなくなってしまった方が落ち着くための手順、と言ってもいいかもしれません。

NBEのPTEexamや、JB-POTについては情報も増えてきているようなので触れませんが、もし希望が多ければ。

2011年7月26日火曜日

極東

つい数ヶ月前まで、普段使っているオフィスにはアメリカ人たくさんと私一人だったのですが、学期が変わって人員が入れ替わりました。

同じ列の私の隣が韓国人、反対隣が中国人、そして背後の少し離れたところに台湾人が来ました。
もうちょっとのところで地図と同じ位置関係ですが、それでもこの部屋の責任者の先生がわざとやっているのでは、と思わせる配置です。

2011年7月25日月曜日

アメリカの副作用

時間をまもらなくなる、取りあえず簡単に適当な口約束をしてしまう、などいくつかあります。

しかし中でも深刻なのは、「見た目に気を遣わなくなる」でしょう。

どんなイケメン、どんな美女でも、「大学名」とか「州の名前」がドスンとプリントされたパーカーやTシャツを着てうろうろしています。
これはこれでとてもラクなので、一度郷に従い始めると止まりません。

最近は暑いので、マラソン大会でもらえるTシャツを着ています。概してアレなセンスのものが多く、日本で着た試しなどないのですが、もう気にならなくなってしまいました。
なお、本日はブルーハワイ色のホノルルマラソン、昨日は純白に赤のロゴが入ったゴールドコーストマラソンでした。

ある旅行会社のアンケートでは、「もっとも旅行中おしゃれでない国民」に、米国人が堂々一位に入賞しておりました。

2011年7月24日日曜日

麻酔科専門医試験攻略法2 JB-POT, NBE: PTEexam (advanced)も同様

(続き)
医者になり、しかも専門医をとろうなどと考える人はどうしても真面目な人が多いため、
「答えの選択肢について、それが正解だという裏を取る」だけに満足せず、「外れの選択肢が外れである理由もしっかり調べ、関連事項も覚えよう」と思ってしまいがちです。

このスタンスは正攻法であり、とても正しいと思います。私もまじめなふりをしているため、そのように演じてしまいそうです。

しかし、各種専門医試験を受けるあたりの年代の医者は多忙です。「試験まであと2週間ある」と思っていても、その日の当直で大動脈解離の一つも入って徹夜になり、体調を崩して風邪をひいたまま、ルーチンワークだけをこなすだけで勉強時間がとれず、ついでにヘンな雑用が舞い込んだりしてそのまま試験突入・・・となってしまうものなんです。

というわけで、1問1問足元を固め、じわじわ学習していく方法より、「当たりの選択肢と、最後まで迷うであろうもう一つの選択肢」についてだけ調べると腹をくくって決めてしまい、まず問題集3年分を「比較的短い期間」で1周してしまうのです。時間をあけてしまうと効果が激減します。このためには、毎日ちょびっとづつ、よりはある週末なり夏休みの数日をつぶしてガッチリやったほうがよいと思います。

調べる、といっても、前に述べた参考書類は学生、初期研修医レベルのものです。該当する記述を探し、それを導き出すための基本的な知識を「欲張らずに」拾いだします。その基本的な知識から「3段論法」程度の範囲で答えに至る経路を説明できるように知識を加工します。

で、答えをあるていど覚えた状態で、5周程度繰り返します。本来は試験前日でやるようなことですが、今この段階でやるわけです。外れの選択肢を除外する理由がよくわからないまま進めるのは真面目な麻酔科医には罪悪感がつきまといますが、ぐっとこらえます。
しかし、こういう作業自体は医学部を出た人なら比較的得意なはずです。国家試験直前に、禁忌問題の問題集を何度も高速でチェックしたのを思い出して下さい。

ここまでくると、初めて問題集を紐といたときに感じた「範囲が無限にあるのではないか」という恐怖心が随分減っていると思います。そして、3-5年分やることで、何となく良く出る「お約束テーマ」と「この試験におけるものの考え方(タカのくくり方、ともいえます)」が見えてきます。そして、繰り返すことで「ぶっちゃけ今まであんまり使わなかった用語たちに目を慣らす」のが目的でした。完全に理解できていない用語でも、短時間のうちに何度も目にし、そして想起さえできれば、「何となくわかったもの」としてそれを使って多少は物を考えられるようになるでしょう。

そして、万が一この段階で前述のような理由で試験当日を迎えてしまっていたとしても、超ヤマを覚えているだけで、半分の問題は、選択肢を2つぐらいまで絞れると思います。

少なくとも、「1問1問じっくりやり過ぎて、定番問題の答えを暗記する前に、あるいは全体をカバーする前に試験を迎えてしまう」よりは、はるかに得点には結び付きます。

次の段階で、残り時間と相談しながら多少じっくりやります。

(続く)